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2018年 ザ・メモリアルトーナメント
期間:05/31〜06/03 場所:ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)

「先は真っ暗になった」松山英樹は全米OPへ課題残す

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 最終日(3日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7392yd(パー72)

首位と5打差の7位タイから出た松山英樹は4バーディ、3ボギーの「71」で回り通算10アンダーの13位タイ。予選2日間で好調だったショットの状態を週末に落として終えた。次戦に控える今季メジャー2戦目「全米オープン」(シネコック・ヒルズGC)に向け、修正を図る。

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見つけかけた復調の兆しが、はかなくこぼれ落ちるようだった。ロリー・マキロイ(北アイルランド)らと同組で上位陣を追った最終日。前半3番の2打目をグリーン右のハザードに入れ、ボギーを先行させた。

チャンスを作ったホールではパットを外し、8番(パー3)で2つ目のボギーをたたいた。長いパットを決めた9番や後半11番(パー5)のバーディでスコアを戻したが、ショットをピン1mほどに絡めてスコアを伸ばしたのは、ウェッジで距離を合わせた13番くらい。

最終18番では146ydのフェアウェイ左から1.5mにつけてバーディ締め。この日4番目に難しかったホールでギャラリーを沸かせたが、「(セカンドは)ダフってフライヤーして距離感があっただけでしたね」と気休めにすらならなかった。この日は7ホールでパーオンを逃すなど、「3日、4日目は(ショットが)すごく悪くなった」と振り返った。

4日間アンダーパーを並べながら、予選と決勝ラウンドでは姿が違った。ショットを不安視した開幕前から、微調整を加えチャンスを量産した前の2日。一転してショートゲームで粘り続けた後の2日。決勝のフェアウェイキープ率は予選から20ポイントほど落ち60.715%。同じくパーオン率は17ポイントほど下がり58.335%になった。「先は真っ暗になりましたね。なにが原因かまったくわからない状態」と悲観した。

14日に開幕するメジャーに向け、次週は試合に出場せず、調整に充てる。修正点はショットだけではなく「全部」という。修正を間に合わせるのは「たぶん無理だと思う」と落胆したが、「僕は球数を打たないとうまくいかないプレーヤ-。今までより打っていこうと思う」とも話した。

「試合は始まるので。やらないといけないので」。苦しい状況でも、一つ一つ課題を洗い出していく。(オハイオ州ダブリン/林洋平)

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