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小平智「似ている」コースで予選落ちストップへ 美保夫人が現地応援

◇米国男子◇フォートワース招待 事前情報(23日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)

小平智はPGAツアー本格参戦後、2試合連続で予選落ち。連戦の3週目となる今大会の会場・コロニアルCCは各ホールが林でセパレートされており、ショットメーカー向きのコースとして評判だ。

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「AT&Tバイロン・ネルソン」で予選落ちした後も、小平は週末に同じダラスの会場で練習。西に約60km移動したフォートワースで22日(火)に事前ラウンドを開始すると、今回のコースに好印象を持った。グリーンについて「こっちの方が素直。先週は高麗芝っぽくて、芽に転がりが負けてしまうことがあった。ここはそんなに癖もなく、見た目通りでやりやすい」と話し、課題だったパッティングに光明を見出す。ツアーのデータによると、当地で前年に記録された15フィート(約4.57m)から25フィート(7.62m)のパットの成功率は18.15%。昨シーズンで最も高い数字を残したコースでもある。

前週のトリニティフォレストGCは2年前に開場したばかりのリンクススタイルの18ホールだった。「毎週アメリカは違うコースが多い。芝も全然違う。その辺の対応に慣れていない。難しいですね」というが、コロニアルCCは1936年にオープンした林間コース。フェアウェイなどの芝や全体の雰囲気が、優勝した「RBCヘリテージ」のハーバータウンGLに「似ている」とも感じている。

「上がり3ホールは池もからんできて難しい。ハザードに気を付けたい」という終盤ホールを抜けた先で、勝者に与えられるのは伝統のタータンチェック柄のジャケット。これまた、「ヘリテージ」と同じデザインだ。

今大会には古閑美保夫人が応援に駆け付けた。「今週だけですけどね。いろいろ仕事が入っている中で、合間を縫って来てくれた。良いところを見せたいです」。悪い流れを断ち切る準備は整っている。(テキサス州フォートワース/桂川洋一)

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