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ウッズは週末の連続60台に手応え 掲げた目標は?

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 最終日(13日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7189yd(パー72)

タイガー・ウッズは3年ぶりに出場した“第5のメジャー”を11位タイで終えた。カットライン上の68位タイで進んだ決勝ラウンドを「65」、「69」でまとめ、通算11アンダー。最終日は6バーディ、1ボギー1ダブルボギーで回り、独走優勝したウェブ・シンプソンに一時は4打差に迫った。

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ジョーダン・スピースとの2サムで大観衆を引き連れたウッズは、前半アウトでスコアを伸ばした。5m弱を沈めた3番(パー3)から3連続バーディ。12番までに6バーディを決めた。

前日同様、勢いが止まったのは14番。フェアウェイから残り110ydの第2打でグリーンを手前に外し、ボギーをたたいた。全周をギャラリーに見守られた17番(パー3)では、SWでのティショットがグリーンに届かず池へ。ダブルボギーをたたき、後味の悪い終わり方に「風がアゲンストに変わったんだ」とこぼした。

シンプソンとは7打差で終えたが、ウッズは「きょうはミスショットがなかった。だからそんなにガッカリはしていないよ」と収穫の多さを口にした。「最初の2日間はうまくプレーできなかったけれど、週末になって噛み合った。ショットもコントロールできて、パットも良くなった」。大差で迎えたこの日も逆転をあきらめなかったといい、「週末のゴルフが初日からできていれば、ウェブとやり合えたと思う」と完全復活への自信を深めた。

今後は2週のオフを経て「ザ・メモリアルトーナメント」(オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)に出場する可能性がある。その後、6月の「全米オープン」(ニューヨーク州シネコック・ヒルズGC)と、「ザ・ナショナル」(メリーランド州TPCポトマック)、7月「全英オープン」(スコットランド・カーヌスティ)について、すでにエントリーする意思を明らかにした。

ウッズがこの日の最後に掲げた目標が、8月の世界選手権「WGCブリヂストン招待」(オハイオ州ファイヤーストーンCC)への出場。過去8勝を挙げた地に戻るためには、今後の出場試合で優勝するか、7月23日または30日付の世界ランキングで上位50位以内に入る必要がある。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)

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