米ツアー本格戦線に向けて渡米した小平智

◇ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント 最終日（6日）◇麻倉GC（千葉県）◇パー72

次週の「ザ・プレーヤーズ選手権」（フロリダ州TPCソーグラス）から米国ツアーに本格参戦する小平智は首位からスタートし、優勝スコアに3打及ばない通算11アンダーの2位に終わった。渡米に向けて弾みをつけられなかったが、「最後（18番）はイーグルだったし、ファンにも良いところを見せられてアメリカに行けると思う」と表情を和らげた。

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3週前の米ツアー「RBCヘリテージ」制覇で手にした、かねてから目標にしてきた海外ツアーの出場権。渡米後のスケジュールについては「基本、ほぼほぼ出る予定です」と述べ、次週から4週連続で出場し、1試合のスキップを経て、メジャーの今季第2戦「全米オープン」（6月14日～／ニューヨーク州／シネコック・ヒルズGC）に臨む予定だ。

1年目は未知のコースが続く難しさもあるが、「自分を大きく変えることなくいきたい」と等身大のプレーで対峙する。「1勝目がマグレと言われないように、2勝、3勝と挙げられるように頑張りたい」と意気込んだ。

取材対応を終えると足早に成田空港へ移動し、17時過ぎの飛行機で慌ただしく渡米。前日には「不安と楽しみが入り混じっている感じだけど、楽しみのほうが大きい」と話していた夢舞台での戦いが、いよいよ始まる。（千葉県佐倉市／塚田達也）