古閑美保はティショット披露も池ポチャ 夫婦でパー3コンテスト
2018/04/05 11:30
◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報(4日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435yd(パー72)
心配された悪天候も杞憂に終わり、恒例のパー3コンテストがオーガスタナショナルGCのパー3コースで開催された。
かねて、このイベントへの出場を熱望していた古閑美保は夫・小平智のキャディとして出場。マスターズ2勝のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)と同組になった。「すごいプレーヤーと一緒だったので緊張した」と苦笑いする夫とは対照的に、「楽しかった。マスターズに出たら(やりたい)と言っていたので、イメージはできていた」と満面の笑みで振り返った。
最終9番では、池越えのティショットにも挑戦。重い男子プロ用の8Iで素振りをすると、オラサバルに「すごく良いスイングだね」とほめられた。池に近いグリーン手前に切られたピンをみて、「奥でいいよね?」という古閑だったが、小平は「それよりバーディを獲りにいけよ」と、夫婦のマネジメントは正反対。
小平が「日本で元プロ!2008年の賞金女王!」と伝えると、オラサバルは「ワオ!」。さらに期待が高まる中で放った古閑の1球目は、やや右方向に出て池の中へ。このままでは引き下がれない2球目も、右方向に飛んでいったが、ぎりぎり池のふちにとどまった。
「彼女は新婚旅行なので、楽しんでもらえれば一番」という夫と、「彼は彼で頑張ってもらって、私は応援を頑張りたい」という妻。小平夫妻はあすからの本戦に向けて、たっぷり英気を養った様子だった。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)