宮里藍さんも池の中へ ニクラス孫はホールインワン
2018/04/05 11:45
◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報(4日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435yd(パー72)
開幕前日の4日(水)は、恒例のパー3コンテストが行われた。出場選手の家族たちがパトロンらとともに「マスターズ」を楽しむイベントは、今年も多くの笑顔であふれた。
宮里優作は、妹・藍さんをキャディにして両親と妻、2人の子どもを従えた大所帯で登場した。長兄・聖志には「ちょっと人数が多かったので遠慮してもらって」とロープ外で見守ってもらったが、「家族も喜んでくれたので良かった」とほほ笑んだ。
藍さんは最終9番でティショットに挑んだが、ミスショット気味に池の中へ。宮里は「さすがに何も準備できていなかったし、クラブも重いし、つなぎも引っ掛かるし…」と妹を気遣ったが、「(全体としては)楽しんでもらったので良かったと思う」と振り返った。
パー3コンテストを最後に締めたのは、帝王ジャック・ニクラスの孫で15歳のゲーリー・ニクラスJrくん。多くのパトロンが見守る9番で、キャディのつなぎ姿で放った1打は、奥の傾斜を戻ってカップへ一直線。そのままカップに沈んで人生初のホールインワンを達成した。
これにはマスターズ6勝の帝王も「ゴルフ場でこれ以上特別な日があっただろうか」と喜びのツイート。コンテストに優勝したのは、ニクラス、ゲーリー・プレーヤーとともに回った68歳のトム・ワトソンだった。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)