2018年 全米オープン

全米オープンのプレーオフを変更 翌日18ホール→当日2ホールへ

2018/02/27 14:52
2008年大会では、ウッズとメディエイトによる19ホールの死闘が演じられた(Chris WIlliams/Icon Sportswire via Getty Images)

全米ゴルフ協会(USGA)はメジャー「全米オープン」のプレーオフ方式を、最終ラウンド翌日の18ホールストロークプレーから、当日の2ホールストロークプレーに変更すると発表した。6月にシネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)で開催される今年の大会から適用する。USGAのマイク・デービスCEOが26日、USGA公式サイトのインタビューで明かした。

2ホールで決着がつかない場合、さらにサドンデス式の延長を行う。デービス氏は「日曜日のうちに大会を終わらせるのが重要であることはゴルフ界のすべての人たちが知っている」とコメントした。

過去117回の大会のうち、プレーオフで決着したのは33回。タイガー・ウッズが19ホール目(5日間で91ホール目)でロッコ・メディエイトに競り勝った2008年大会(カリフォルニア州・トーリーパインズGC)を最後にプレーオフはなかった。

3ホールでプレーオフを行ってきた「全米女子オープン」や「全米シニアオープン」「全米シニア女子オープン」でも、同じ方式を採用する。

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