2018年 WMフェニックスオープン

松山英樹が棄権でV3ならず 左手に痛み「できないのがつらい」

2018/02/03 04:09
大会2日目のスタート前に棄権を決断し、コースを後にする松山英樹

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 2日目(2日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)

大会3連覇を目指していた松山英樹は、第2ラウンドスタート前に左手親指付け根の痛みのために棄権した。

2日目は午後0時02分にティオフする予定だった松山は、パッティング練習を行った後、打撃レンジに移動。テークバックでクラブを上げるだけで痛そうな表情を浮かべ、飯田光輝トレーナーに左手や肩をマッサージしてもらいながら、ウェッジ、ショートアイアンと15球ほどを打ったが、プレー続行は無理と判断して、棄権を決断した。

痛みが出たのは、初日の13番のティショット。突然、激痛が走ったという。松山は「(同じ箇所の)痛み自体は出たことあるけど、初めての痛みだった。昨日の時点でスイングもおかしくなり始めていた。きょう何球か打ったけど、もうスイングができないので影響があると思いやめました」と明かした。

前日のラウンド後も飯田トレーナーと懸命の治療を行ったが、痛みを取ることができなかったという。

「残念です。プレーしたかったし、プレーした結果がダメならダメで納得いくけど、できないのが一番つらいです」と言い残し、松山は悔しそうにコースを後にした。(アリゾナ州フェニックス/今岡涼太)

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