米国男子ツアー

今平周吾が米ツアー初の決勝ラウンド進出

2018/01/13 15:38
最終18番。今平はパーパットを沈めて予選通過を決めた

◇米国男子◇ソニーオープン in ハワイ 2日目(12日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

日も暮れかけた最終18番(パー5)。カット2アンダーの文字が光る掲示板を背に、最終組の今平周吾は1.2mのパーパットを残した。予選落ち当落線上で迎え「入れないとやばい」。それでも冷静に上りのラインを流し込み、通算2アンダー63位。米ツアー4度目の出場で初めての決勝ラウンド進出を決めた。

「暗くなってグリーンの芝目が見えない部分もあったけど、なんとか残れて良かった」と安堵の笑みを浮かべた。前日から風向きも変わり「特に後半は難しかった。クラブ選択でミスをした」と苦戦。一時は4アンダーまで伸ばしたが、終盤にはミスを重ねた。後半16番からは連続ボギーを喫して、「やっぱり、カットラインを気にしていたのかな」と苦笑いで振り返った。

第一関門を突破し「あとはのびのびとバーディを獲りにいくだけ。このコースは、はまるとスコアが出るイメージなので、まずは2日続けて60台を出せるようにしたい」と意気込んだ。(ハワイ州ホノルル/林洋平)