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2017年 ザ・プレジデンツカップ
期間:09/28〜10/01 場所:リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)

松山英樹は復調傾向?丸山茂樹が感じた“こぶし1コ分”の変化

◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇ザ・プレジデンツカップ 事前情報(27日)◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)◇7328yd(パー71)

世界選抜チームは開幕前日の27日(水)、当地で最終調整を行った。松山英樹シャール・シュワルツェル(南アフリカ)とタッグを組む初日のフォアサム(ペアで1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競うダブルスマッチプレー)に備えてアウト9ホールで練習ラウンドを行った。

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前日に続き、ダブルスを想定した事前コースチェック。ティショットを放った後、2打目以降でそれぞれがパートナーのボールを打っていく。シュワルツェルは1Wショットがまとまらず、松山はラフからの2打目になる場面が多かったが、淡々と自身の状態を確かめるようにスイングを続けた。

プレーオフシリーズに入って状態を落とし、直近2試合はティショットの精度に苦しんだ松山は、今週に入って1Wに“新しい”シャフトを装着させた。愛用してきたグラファイトデザイン ツアーAD DIシリーズだが、カラーリングがオレンジから白ベースに。松山の要望を受けた同社が前週、急きょ製造して間に合わせたもの。性能はもちろん同じだが、周囲には異なる印象を与えている。

「(状態は)分からないですね…。練習ラウンドはいつも良いのに、試合になると悪いから」という本人の復調傾向を感じているのは、2013年大会で副キャプテン務めた丸山茂樹だった。丸山は今週、愛息の奨王(ショーン)さんが出場した「ジュニアプレジデンツカップ」の応援に駆けつけ、27日には本戦のテレビ解説に備えて練習を視察。世界選抜の調整に同行し、松山にバンカーショットのアドバイスを送るなど言葉を交わした。

丸山は2週前の米ツアー「BMW選手権」でも取材のため会場に出向いており、特にショットについて「気になっていたところが、良くなった」との印象を持った。

「(2週前は)ダウンスイングが“こぶし1コ分”アウトサイドから下りていた。それがオンプレーンでスッと手が下りるようになったのは、大きな改善ポイントだと思う」と、この日の練習では右サイドへ流れる1Wショットが減ったことを指摘。松山はグリップの握り方にも修正を加えたといい「自然に直してくるのがトッププレーヤーだなと思った」と改めて感心した。

丸山は世界選抜の唯一の歴代勝利である1998年大会で、ひとり5戦全勝をマークしMVPに選ばれた。今大会は米国選抜の戦力が充実しているが、「こういうときだからこそ(米国には)油断もある。僕たちのときも相手は“絶対チーム”だと言われていたけど、やっつけた」と“波乱”を期待した。(ニュージャージー州ジャージーシティ/桂川洋一)

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