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700kmドライブでヘトヘト!? 松山英樹にハリケーンの影響

◇米国男子プレーオフ第3戦◇BMW選手権 事前情報(12日)◇コンウェイファームズGC(イリノイ州)◇7208yd(パー71)

カリブ海から米南東部を襲ったハリケーンは、松山英樹の足にも影響した。1週のオープンウィークを挟んで再開されるプレーオフの第3戦。拠点あるフロリダ州からイリノイ州シカゴへの道のりは、思わぬアクシデントを強いられた。

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英領バージン諸島、キューバなどカリブ海地域で多数の死者を出したハリケーン「イルマ」は、前週末に米フロリダに上陸。熱帯低気圧に変わり勢力を弱めたとはいえ、州内の600万世帯以上で停電被害が報告されている。

松山は前週4日(月)にマサチューセッツ州での「デルテクノロジーズ選手権」を23位で終え、自宅のあるフロリダ州オーランドに戻った。その後は当地で練習に励んだが、8日(金)は悪天候で遠征の準備に終始。9日(土)に州全域の空港が閉鎖されたため、同日中に北のジョージア州アトランタまで車で移動し、翌10日(日)に空路でシカゴに入った。

オーランドからアトランタまでは陸路で約700km。東京―岡山間にあたる距離を、松山はサポートスタッフらとレクサス車の運転を交代しながら7時間かけて走った。自宅に大きな被害はないというが、周辺の変化にはびっくり。「スーパーに水(飲料水)がなかった。食べ物はあった感じでしたけど、水はゼロ。うちには1ケースくらいしかなくて、やべえな…と思ってたんです。ハリケーンって、みんなそんなに対策を練るんだ…と思って」

当地での練習ラウンドは11日(月)から2日間にわたって、9ホールずつをプレー。「移動が長くなってしまって、疲れているところもある」と正直だ。疲労と付き合いながら、あす13日(水)のプロアマ戦で最後の試合前調整を行う。(イリノイ州レイクフォレスト/桂川洋一)

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