池田、谷原、宮里は予選落ち リンクスの難コンディションに散る
2017/07/22 08:41
◇海外メジャー◇全英オープン 2日目(21日)◇ロイヤルバークデールGC(イングランド)◇7156yd(パー70)
初日とは真逆の秒速10mほどの風が吹きつけ、時折雨も混じる“全英らしい”天候となった大会2日目。今週に入って最も難しいコンディションに池田勇太、谷原秀人、宮里優作の3選手はほんろうされ、2日目で姿を消した。
初日を1オーバーで終えた池田は、この日は7ボギー1ダブルボギーの9オーバー「79」として通算10オーバー123位。序盤はグリーン上でも風の影響を受け「(パットを打つ)タイミングが悪かった」と、ショートパットを外す場面も。これでメジャー3大会連続の予選落ちとなり、「クラブのせいでも、キャディのせいでもなんでもない。やっている自分の責任」と、口を結んだ。
谷原は2バーディ、7ボギーの5オーバー「75」としたものの、初日の出遅れが響いて通算12オーバー。逆に、初日をイーブンパー発進した宮里は、この日はバーディを一つも奪えず12オーバー「82」として同じく通算12オーバー137位とした。
谷原は「また練習しようと思えるし、いいんじゃないですか」と悔しさを飲み込んで前を向き、宮里は「ドローが打てなくて疲れた。風にぶつけていく感じを覚えないと、ここでは難しい」と、目にうっすらと涙をためながら振り返った。
日本勢では、松山英樹ただ1人がイーブンパー10位タイで予選を突破した。(英国サウスポート/今岡涼太)