2017年 ザ・メモリアルトーナメント

今季米ツアー7戦目の池田勇太 上位進出へ思い強く

2017/05/31 12:46
坂井キャディとともにコースチェックに余念のない池田勇太

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 事前情報(30日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7392 yd(パー72)

今季米ツアー7戦目に挑む池田勇太。ここまで6戦で5度の予選通過と安定した成績を残しているが、最高位が「ザ・プレーヤーズ選手権」の22位。「正直、“悔しい”のひとこと」と目指すのはさらなる上位だ。

「再来週は『全米オープン』もある。『プレーヤーズ選手権』もそうだったけど、山場という意味では、ここも山を持ってきたかった試合。先週から今週に掛けて、すごくイメージはいいので、自分にも期待しているし、今年一番よい成績を出せるように頑張りたい」と、強い意気込みを口にした。

この日は、アウトから出て18ホールをラウンドした。前日はアウト9ホールを回っていたため、インはこの日が初めて。池田はティグラウンド、セカンド地点、グリーン上とヤーデージブックを片手に歩きながら、頻繁にメモに書き込みを加えていく。「初めてのコースではいつもやっている」という準備だが、テキパキと歩く姿からは内に秘めたエネルギーが感じられた。

「いろんなコースで対応しながら4日間やれているのは、それなりに自信になる」と、米ツアースポット参戦での経験は血肉になりつつある。「先週に比べるとコースが広く見えるけど、グリーンのアンジュレーションがある。ショットの精度がカギになると思う」と力強く抱負を語った。(オハイオ州ダブリン/今岡涼太)

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