2017年 RBCヘリテージ

1パットパー7回 谷原秀人は首位と5打差で週末へ

2017/04/15 08:06
谷原秀人は2日間アンダーパーで回り、首位と5打差で決勝へ

◇米国男子◇RBCヘリテージ 2日目(14日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)

谷原秀人は3バーディ、2ボギーの「70」と2日連続のアンダーパーをマークし、通算5アンダーとして首位に5打差の16位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

午前中にスタートし、前日よりも強い風が舞った。5番(パー5)までにひとつスコアを伸ばした谷原はホールを進めるごとに、ショット直後に上空を見上げるシーンが多くなった。

「風が厳しくなって良いショットを打ってもグリーンをキャッチできなかった。最低でもグリーンに届くだろうという球が5ydくらいショートしていた。海が近いので重いのもあるんだと思う」。6番、8番ではピン筋に飛んだ2打目がグリーン手前の花道に落ち、首を傾げた。

苦しい場面をこの日も支えたのが、やはり得意のショートゲーム。1パットで終えたのは11ホールで、1パットパーが7ホールあった。

後半16番、3Wでのティショットはフォローの風にあおられて「295ydくらい飛んでしまった」と、想定外の一打に。警戒していたフェアウェイ中央の木のそばに止まった。2打目はグリーン手前のバンカーに。しかし、4mを残したパーパットを鮮やかにねじ込んだ。

前日から首位との差は1ストローク広がり、5打差で週末を迎える。「意外と皆も伸びていない。その辺はラッキーだと思う。明日が大切になってくる。いい位置で回れるように」と、優勝争いももちろん可能な週末に臨む。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/桂川洋一)

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