2017年 RBCヘリテージ

松山英樹&谷原秀人 ダブルスで「チューリッヒクラシック」出場へ

2017/04/12 07:15
「チューリッヒクラシック」で松山英樹と谷原秀人がコンビを組むことになった(※写真はマスターズの練習日)

◇米国男子◇RBCヘリテージ 事前情報(11日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)

4月27日(木)からルイジアナ州のTPCルイジアナで行われる米ツアー「チューリッヒクラシック」に松山英樹谷原秀人がエントリーすることが明らかになった。同大会はダブルス戦で行われ、松山からオファーを受けていた谷原が出場を決断した。

前年まで個人戦のストロークプレーで行われていた大会は今年、団体戦にリニューアル。2人1組でコンビを組み、初日と3日目にフォアサム(1つのボールを交互に打ち合う)、2日目と最終日にフォアボール(各選手が自分のボールを打ち、各ホールでペアのうち良い方のスコアを採用する)形式のダブルス・ストロークプレーで4日間72ホールのスコアを競う。160人80組が出場し、2日目を終えた段階で上位35位タイまでの組が決勝ラウンドに進出する。

大会は米ツアーメンバーから出場優先順に上位選手がパートナーを選択。「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」でベスト4入りした谷原は松山から指名され、4月の「マスターズ」を終えて出場を決めた。「英樹と一緒に頑張りたい。(マスターズで)最後の方は(松山の調子が)上がってきたみたいだし楽しみです」と話した。

松山はシングル戦だった当時も同大会への出場はないが、谷原は米ツアーに参戦していた2005年に当地でプレーした経験がある。

前週「マスターズ」で予選落ちした谷原は、今週も米国に残り「RBCヘリテージ」に向け準備を進めている。10日(月)にイン9ホール、11日(火)にアウト9ホールで練習ラウンド。「オーガスタに比べるとだいぶ狭く感じる。ティショットでちゃんと右とか左とかに置かないと、グリーンを狙えない」と海沿いのフラットな林間コースの攻略法を練る。

今大会は2017年に入って8試合目。「元気いっぱいに頑張ります」と体にムチを打って挑戦を続けている。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/桂川洋一)

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