池田勇太は予選敗退 次戦「マスターズ」への課題は?
2017/03/25 08:26
◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ マッチプレー 3日目(24日)◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)
池田勇太は4人1組で争ったグループリーグ最終戦で、谷原秀人に3&1で敗れて予選敗退が決まった。初日のライアン・ムーア戦をドローに持ち込んだ後は2連敗。次戦は2週後の「マスターズ」となる。
2日目を終えてグループ最下位にいた池田にも、決勝トーナメント進出のチャンスは残されていた。「変な感じでしたけど、誰にせよしっかり戦わないといけない」という日本人対決を制して、ジョーダン・スピースとライアン・ムーアが引き分けた場合、勝ち点1.5で4人が並び、サドンデス方式のプレーオフとなるはずだったが、叶わなかった。
3日間を通じてチャンスを多く作ったショットについては、アイアンを中心に「日に日に良くなっている。まだまだでしょうけどね。少しはマシになったかなという感じがします」と好印象を持った。1W、3Wについては、シャフトのマッチングを含めたテストが継続されそうだ。
一方で、この日の谷原との戦いを「パッティングが非常に悪かった」と振り返った。「全体的にもっと細かく、いろんなところを詰めて、マスターズを迎えられればと思います」。次週も米国に残って調整し、2011年以来6年ぶり3回目のオーガスタの戦いに臨む。(テキサス州オースティン/桂川洋一)