海外メディアから質問が殺到!松山英樹が語った2017年黄金プラン
2017/01/04 13:15
◇米国男子◇SBSトーナメントofチャンピオンズ 事前情報(3日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7452yd(パー73)
2016年のツアー優勝者が出場できる32人のフィールドに、同年に2勝を挙げた松山英樹が2年ぶりに名前を載せた。昨年10月に開幕した2016-17年シーズンでは、10月の世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」を制すなど早くも結果を残し、フェデックスランク、賞金ランクともに堂々のツアー1位で17年初戦を迎える。
その注目度の高さは、日本に限ったものだけではなくなっている。開幕2日前に行われた大会の公式会見では、3カ月半ぶりにツアー復帰する世界ランク1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)に続いて壇上に登場。海外メディアからは世界ランク1位奪取への意欲について質問が飛び、松山への大きな関心が伝わってきた。
松山は「そこは目指している。今の段階で足りないものはたくさんあるので、そこを少しずつ補っていければ、いつかはチャンスがあると思う」と回答。「デイを追い抜くためには?」と具体策を問われると、「僕に飛距離が足りないことは分かっている。それを補う精度の部分で頑張っていきたい」と、さらなるレベルアップのイメージを淀みなく語った。
海外メディアからの質問はメジャー初優勝へのプランにも及び、松山は「メジャーで勝ちたい気持ちはあるし、2017年シーズンに1勝は挙げたい。そのために、しっかりと準備をしていきたいです」と、新年の抱負という形で回答した。メディア対応でも風格を漂わせ始めた日本の24歳に、もはや海外メディアも有言実行のパフォーマンスを確信し始めている様子だ。(ハワイ州カパルア/塚田達也)