石川遼は1ホール残して日没サスペ 予選通過はイーグル必須
2016/11/05 10:51
◇米国男子◇シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン 2日目(4日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7255yd(パー71)◇
あと1ホール。最終18番(パー4)を残して日没サスペンデットとなった石川遼は、通算1アンダーの暫定89位から、予選通過圏内の3アンダーを目指して、5日午前7時半(日本時間同日午後11時半)から第2ラウンドを再開する。決勝ラウンドに進むには、イーグルが必要な状況だ。
17ホールを消化したこの日、石川は一時3アンダーまでスコアを伸ばした。だが、つまずいたのは、後半にある2つのパー5。ティショットをバンカーに入れた13番では、PWでの第2打が「出ると思ったけど、低くてアゴに当たってしまった」と4オン2パットのボギーとした。
日没が迫った16番は、残り221ydの第2打を4Iで手前の池へ。標高約600mにある当地では、実際の距離から5%を引いて番手を決めている(今回の場合、約210ydの計算)が、「当たりが悪かった」と、ピン方向に出た球は落ち際に軽くフェードしながら、水面に波紋を立て、このホールもボギーとした。
日没間際は気温も下がり始めたが、「完全に自分の問題。対策していかないといけない」と石川はきっぱり。まずは、明日に残った1ホールに全力を注ぐ。(ネバダ州ラスベガス/今岡涼太)