松山英樹が4年ぶりの「日本オープン」出場を明言
米ツアーを主戦場にする松山英樹が11日(日)、10月の国内男子ツアーのメジャー大会「日本オープンゴルフ選手権競技」(13日開幕/埼玉・狭山ゴルフ・クラブ)に出場することを明らかにした。
松山の日本ツアー出場は昨年11月「ダンロップフェニックストーナメント」以来、「日本オープン」はアマチュア時代の2012年大会以来4年ぶりとなる。「プロになって初めてなので、どういう感じか分からないですけど。どういうトーナメントだったかも忘れている…(笑)。でも、アマチュアの時に勝ったコースというのもあって、出てみようと思いました」。松山は東北福祉大時代の2012年、ことしの会場である狭山ゴルフ・クラブで「日本学生ゴルフ選手権競技」を制覇。2位に6打差をつける圧勝だった。
米ツアーの2016-17年シーズンは「日本オープン」と同じ週に行われる10月の「セーフウェイオープン」(カリフォルニア州ナパ)でスタート。松山は開幕戦を欠場して国内メジャーに出場し、翌週から米ツアー第2戦「CIMBクラシック」(マレーシア)、第3戦「WGC HSBCチャンピオンズ」(中国)に出場する予定。
日本からアジアシリーズに乗り込むことで、体調面で良い状態を保つことができるが「それもありますけど、無理をすればナパからでも(マレーシアに)行ける。ナパのコースも好きなので。でも、日本オープンに出たいと思った」と話した。
22日(木)開幕のプレーオフ最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州アトランタ)終了後に帰国する見込み。「(日本で)期待に応えられるようなプレーができたらいいと思いますけど、もう1試合(ツアー選手権)あるので、しっかりといい結果を残して戻れるようにしたい」と“日本一”の称号がかかるタイトル獲得に意欲を見せた。(インディアナ州カーメル/桂川洋一)