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日米往復のシュワルツェル、グリージョが優勝争い

先週日本で優勝争いを演じた選手たちが、オハイオ州で開催中の「WGCブリヂストン招待」で再び上位でプレーを続けている。3日目に「67」(パー70)をマークしたシャール・シュワルツェル(南アフリカ)が首位に3打差の通算2アンダー5位に浮上。エミリアーノ・グリージョ(アルゼンチン)は1アンダー8位タイにつけた。

シュワルツェルは2週前に「全米オープン」で23位、前週は石川県で行われた「ISPSハンダグローバルカップ」で5位フィニッシュ。いずれも4日間を戦い、日本への遠征を挟んでも世界選手権シリーズ初制覇に望みをつないでいる。

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この日は6番までに2ボギーを叩きながら、その後6バーディ、1ボギー。「難しいスタートだったけど、そんなに悪いショットを打っている感じはなかった。毎日我慢を続けていて、日に日に良くなっている。ここ数カ月は悪い流れが続いていたけど、だんだん改善されてきた」とハードスケジュールにも動じない。

23歳のグリージョも元気いっぱい。「全米」では4日間を戦い54位。「ISPS」ではプレーオフで破れたが、失望を引きずっている暇はない。グリーン上のプレーが冴え、今週の平均パットは3位と好調だ。

「全米」会場近くのペンシルベニア州ピッツバーグと、今週のオハイオ州アクロンは自動車で2時間あまりの距離とはいえ、その間の日米往復が疲れを呼ばないわけがない。グローバルプレーヤーは、実にタフだ。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)

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