2016年 マスターズ

マスターズが開幕!青木功JGTO会長もスタート見守る

2016/04/07 23:00
名誉スターターとしてティショットを放つジャック・ニクラス。かつての戦友・青木功JGTO会長も雄姿を見守った(David Cannon/Getty Images)

今季メジャー初戦「マスターズ」が7日朝、開幕を告げるオナラリースタート(名誉始球式)により、スタートした。このセレモニーにはジャック・ニクラスゲーリー・プレーヤーアーノルド・パーマーのビッグ3が登場。就任間もない日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長も立ち会った。

86歳のパーマーは見守るだけだったものの、プレーヤーとニクラスが元気にドライバーを振り抜き、澄み切ったオーガスタナショナルGCの空に開幕を告げるティショットの快音を響かせた。

かつてメジャーの舞台で優勝を争ったニクラスの雄姿を見守った青木会長は、「(オーガスタには)12年ぶり。2004年、世界殿堂入り式典の前週に来た。そのあと1回くらい来たかなぁ…?」。今週はニクラスらと旧交を温める一方、JGTO会長としてPGAツアーのティム・フィンチェム会長ら関係者との会議に忙しい日々を送っているという。

ただ、戦友ともいえるニクラスやパーマーが、今回の来訪目的を知っているかどうかは定かではない。「まだ、会長になったとは言ってない。言うチャンスがあったら“俺も会長になったよ”っていうけど、まだ1カ月だし、そんな言葉知らないよ!」。久しぶりのオーガスタで青木会長はこう笑い、照れくさそうに新たな立場での一歩を踏み出していた。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)

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