2016年 ノーザントラストオープン

腰痛の石川遼が1カ月間の戦線離脱へ プロ生活最長の療養か

2016/02/18 11:20
石川遼は腰痛のため、3月中旬までの戦線離脱を決断した

腰痛の影響で米国男子ツアーの試合を2週連続で欠場した石川遼の復帰時期が、3月中旬以降にずれ込むことが18日、明らかになった。

石川は2週前の「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」の2日目に腰痛と左の股関節痛を発症。前週の「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」は、開幕前日に欠場することを決めた。年始当初に出場を予定していた今週の「ノーザントラストオープン」、次週の「ホンダクラシック」もエントリーを取りやめた。

復帰戦は3月10日に始まるフロリダ州開催の「バルスパー選手権」を予定しているが、患部の経過によってはさらに先送りする可能性もある。

2008年のプロ転向以降、石川が故障を理由にこれだけの試合期間を休養に充てるのは極めて稀なケースだ。

石川の現在のフェデックスカップポイントランキングは167位。8月のレギュラーシーズン終了までにランク125位以内に入り、来季のシードを確保することに向けて手痛い戦線離脱となる。最新世界ランキングも116位に後退している。

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