2016年 ノーザントラストオープン

松山英樹、プロアマ戦を途中棄権「明日の朝までに治したい」

2016/02/18 05:54
プロアマ戦を9ホール回って松山は途中棄権。だが、本戦出場には前向きだ。

カリフォルニア州にあるリビエラCCで18日開幕する米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」に出場する松山英樹が、大会前日のプロアマ戦を体調不良のため9ホールで棄権した。「薬も飲んでいるので、しっかり睡眠を取って、明日の朝までに治したい」と本戦への出場は前向きだ。

それまで半袖でプレーしていた松山が、セーターを着込んだのは9番のティショットを打ち終えたあと。「(熱は)出てない」というものの、「(薬は)飲んでいます」という。詳しい症状について明言は避けたが、風邪の兆候が出ているようだ。それでも、「ご飯はしっかり食べているし、昨日は24時間くらい寝た。明日には治るでしょう」と、視線だけは落とさなかった。

今週に入って、このコースは今日9ホールをラウンドしただけ。それでも、昨年は1打差4位、一昨年は23位タイと相性は悪くない。「グリーンが速いし、コースコンディションがすごくいい。しっかりやらないとスコアが出ないコースだから、その辺が好き」と、出場2試合連続優勝に向けては体調をどこまで戻せるかが問題だ。

2週間前の優勝後は「みんなで楽しくお酒も飲んだし、楽しくお祝いした」というが、今回の体調不良とは「関係ない」と松山はきっぱり。「試合が始まって調子を上げていけるように。まずは明日までに治すことが大事」と、気丈に語った。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/今岡涼太)

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