米国男子ツアー

タイガー・ウッズ、現役続行に意欲「ツアー復帰が一番の楽しみ」

2015/12/23 08:20
復帰の見通しが立っていないタイガー・ウッズ

腰の故障に苦しむタイガー・ウッズは22日、自身の公式サイトで「ツアーに復帰することが2016年の一番の楽しみだ」と記し、現役を続行する考えを示した。9月末から行われる欧米選抜チーム対抗戦「ライダーカップ」のメンバーに選ばれるようなプレーをしたいとしたが、具体的な復帰時期には触れなかった。

ウッズは2015年について「身体は傷つき、肉体的に厳しい年だった」と振り返った。スイング改造の取り組み、マスターズで17位に入ったこと、優勝争いをした8月のレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」の後、身体的にまったくプレーできなくなり腰を2度手術したことなどを挙げ「年間を通じてジェットコースターに乗っているようだった」とした。

その上で、身体の痛みがなく、健康が続く状態でツアーに復帰したいと述べた。「5年後、10年後にどうしているかって?まだ最高のゴルフをしているし、ツアー優勝やメジャー制覇を成し遂げているさ」と締めくくった。

ウッズは今月、自身のホスト大会の記者会見で「トンネルの先に光が見えない」と発言し、進退への注目が高まっていた。