マキロイも出場危機 食中毒?でプロアマ戦出場を回避
2015/11/04 20:12
欧州ツアーのレース・トゥ・ドバイランキングでトップを走るロリー・マキロイ(北アイルランド)が、中国・上海で行われる世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」開幕前日の4日、食あたりの症状を訴えてプロアマ戦の出場を見送った。「今日は休んで、明日に向けてエネルギーを蓄えたい」と5日からの本戦出場には前向きだ。
「数日前の夜にルームサービスを取ったけど、昨日はずっと調子がおかしかった。今朝は少し良くなるだろうと思って、トーストとメロンを少しだけ食べた」というマキロイ。コースの練習場に来て、数球ボールを打ったが、「何回かスイングしただけでお腹が痛かった。9ホールだけでもプレーしようと思ったけど、しない方がマシだと思った」と判断し、プロアマ戦出場を回避した。
ヨーロピアンツアーの公式ページは食中毒を意味する「food poisoning」として、この事実を報じている。当初の症状の重さは不明だが、マキロイは3日に予定されていた公式フォトセッションの参加も辞退しており、3日夜は1時から4時まで眠ることができなかったという。
マキロイは「もう1日休んで、明日は良くなってプレーできるようになることを祈っているよ」とコメント。過去4度出場して、優勝こそないものの6位を外したことがない好相性大会を前に想定外の敵に襲われ、開幕に不安を残した。(中国・上海/今岡涼太)