米国男子ツアー

タイガー・ウッズが緊急手術 年内の出場見送り、年明け復帰へ

2015/09/19 09:16
緊急手術を行ったウッズ※撮影はウィンダム選手権

タイガー・ウッズは18日、背中の緊急手術を行ったことを発表した。予定していた10月中旬の来シーズン開幕戦「フライズドットコムオープン」への出場を取りやめ、復帰は2016年初頭になるとの見通しを、自身の公式ホームページで明らかにした。

11日に開幕戦出場を表明したばかりだった。今回、ウッズが手術に踏み切ったのは、昨年3月に行ったのと同様、背中のマイクロディスク切除術手術。脳神経外科医のチャールズ・リッチ氏により、ユタ州のパークシティメディカルセンターで16日に執刀された。

リッチ医師は「来るべきシーズンを控え、彼の神経を刺激する椎間板の小さな欠片を取り除くことを決断した。顕微鏡手術は完璧に成功し、彼は木曜日夜には退院した」と説明した。

ウッズの復帰は来年の早い時期となる見込み。出場を予定していた年内開催の「フライズドットコムオープン」「ブリヂストン・アメリカズゴルフカップ」、自身のホスト大会「ヒーローワールドチャレンジ」は欠場する。

ウッズは「ファンの皆さんの心配と応援に感謝したい。不幸なことだが、こういうことは起こり得る。以前もケガをして、また復帰した。そのときと変わりはない」とコメントした。

出場した8月下旬の今季レギュラーツアー最終戦「ウィンダム選手権」を含め、ここ数週間、背中とお尻付近に時折不快感があったという。精密検査の結果、背中(椎間板)から来ていることが判明し、いち早い手術を決断した。

ウッズは「ウィンダム選手権」で10位に終わり、プレーオフシリーズ出場を逃した。