2015年 バラクーダ選手権

残り1試合の石川遼がシード圏外に…崖っぷちで最終戦へ

2015/08/11 12:07
バラクーダ選手権で予選落ちを喫した石川遼

米男子ツアーのレギュラーシーズンも残すところ2週。今週開催の「全米プロゴルフ選手権」の出場権を持たない石川遼が、最新の「フェデックスカップランク」で来季シード圏外の128位に滑り落ち、いよいよ“崖っぷち”に立たされた。残すは次週20日開幕の最終戦「ウィンダム選手権」1試合のみだ。

レギュラーシーズン終了後のプレーオフシリーズ出場権と来季シードを手にできる『フェデックスカップランク125位以内』へ、前週は当落線上の125位にいた石川。世界ゴルフ選手権シリーズ「WGCブリヂストンインビテーショナル」の裏で開催された「バラクーダ選手権」にシード当確をかけて出場したが、予選落ちでフェデックスカップポイントを積み上げられなかったため、圏外へと押し出された。

残されたチャンスは最終戦のみ。現在のフェデックスカップポイントは「421」で、125位との差は“5”、124位との差は“11”。まずは、予選通過が条件になる。石川自身が今シーズンの目標としている450ポイントまで積み上げられれば安全圏と言えそうだ。

概算だと、30ポイントを加算するためには最終戦で40位以内でのフィニッシュが必要。石川は今季出場した26戦のうち、40位以内フィニッシュが7試合だった。今季の集大成としたい。

2015年 バラクーダ選手権