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2015年 チューリッヒクラシック
期間:04/23〜04/26 場所:TPCルイジアナ(ルイジアナ州)

迷いが吹っ切れた石川遼 “ザリガニ”になれるか?

ルイジアナ州ニューオーリンズにあるTPCルイジアナで開催される米国男子ツアー「チューリッヒクラシック」に出場する石川遼が、大会前日のプロアマ戦に出場。初出場となる大会で、この日初めて同コースをラウンドした。

先週のハーバータウンGLに続き、今週もピート・ダイ設計のコースが舞台となる。フラットな地形を林や池、さらにティグラウンドから続く巨大バンカーなどで区切っていて、500ヤード近いパー4が多いのも特徴に挙げられる。先週の雨で地面は水を含んで軟らかくなっているが、例年、優勝スコアは20アンダー近くまで伸びる大会だ。

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「1日4アンダーを目指したい。4日間続けられれば、上位争いに絡めると思う」

この日はプロアマ戦とはいえ、5アンダーで回った石川。ショットの感触は日に日に良くなっているというものの、「大事なのは安定感。悪いところを底上げしていきたい」とまだ楽観視はしていない。

先週の大会で、2月の「ノーザントラストオープン」から使ってきたグリップ側を重くしたクラブを、約2カ月ぶりに元へと戻した。「自分の技術を棚に上げて、小手先に頼っていた」と石川は言う。

自身の基盤を作るのは基礎的なスイング練習のはずだが、「良いものを取り入れる」という理由でクラブ変更を正当化し、その結果、目の前のショットが、スイングによるものか、クラブによるものかが分からなくなってしまった、というのが反省点だ。

「自分で自分のスイングを一番分かっているつもりだけど、クラブを替えるとそれが分からなくなってしまう。慣れている人もいるだろうけど、僕はあまりクラブを替えたりしないから、まだ分からない」。迷いを吹っ切って基本に立ち返り、その再スタートを切ったというわけだ。

ここ、ニューオーリンズはジャズ音楽の発祥地。また、地元食材を利用したジャンバラヤに代表されるケイジャン料理も有名だ。昨日はそんな名物料理の1つ、茹でたザリガニを食したという石川。今週は「獲物(チャンス)をつかんだら離さない」「泥臭い」イメージのザリガニのようなプレーが見られるか?(ルイジアナ州ニューオーリンズ/今岡涼太)

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