2015年 シェル ヒューストンオープン

マスターズ切符残り1枚 石川遼はパター変更で狙う

2015/04/02 11:41
L字マレット型のパターでプロアマ戦に出場した石川。やっぱり、しっくりくる?

米国男子ツアーの「シェル ヒューストンオープン」は2日(木)、テキサス州のゴルフクラブ・オブ・ヒューストンで開幕。次週のメジャー初戦「マスターズ」の最後の出場権をかけた戦いに石川遼が参戦する。

開幕前日の1日(水)、石川は午後からのプロアマ戦で最終調整。雷雲が幾度となく近隣の上空を通過したが、「雨雲がそれて良かった。グリーンのスピードも分かるし、自分の体力的な部分も感じられてよかった。例年に比べてグリーンが軟らかく、スピードも出ていない」と18ホールを完了できたことを喜んだ。

2週ぶりの出場で、クラブセッティングに変化があった。今年に入って使用してきたピンタイプのパター(オデッセイ オデッセイ メタルX ミルド #6)を、以前に好んで使っていたL字マレット型の未発売モデル(オデッセイ ダマスカス・グランド#9)にチェンジ。「なんで戻したか…という(はっきりした)理由もないんですけどね」と、手にした時のインスピレーションを重視して選んだが、この日は5m前後のパットを次々とカップに沈め、納得した。

今週も浮沈のカギとなりそうなのが、課題のティショットだ。「ラフが深くないので、スコアもある程度は出るが、池に何発か入れると落としやすい。池をしっかり警戒しつつ、バーディを獲っていかないと置いて行かれてしまう」。7422yd(パー72)のロングコースに点在する多くのウォーターハザードに気を配った。

出場144人中、次週のマスターズ出場権を持つのは34人。ほかの選手が次週のオーガスタへ向かうためには、今大会で優勝するほかない。石川もそのひとりだ。もちろん、2013年大会以来の夢舞台を「狙っている気持ちはあります」という。

現在のフェデックスカップポイントランキングは123位。30位以内につけていた昨年の同時期よりも大幅に出遅れているが「去年の今ごろよりは自分がいいプレーをすれば勝てるんだという感じがある。ベイヒル(2週前のアーノルド・パーマーインビテーショナル)の頃くらいから、少しずつそう感じられるようになってきた。それを4日間続けないと」。マスターズ切符獲得がそのまま、悲願の米ツアー初勝利を意味する石川。大一番を反攻のきっかけにする。(テキサス州ヒューストン/桂川洋一)

2015年 シェル ヒューストンオープン