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松山英樹 バンカーからチップイン2発も厳しい総括

フロリダ州のトランプナショナルドラールで開催された世界ゴルフ選手権「WGC キャデラック選手権」の最終日、通算4オーバーの40位からスタートした松山英樹は5バーディ、3ボギーの「70」でフィニッシュ。通算2オーバーの23位に浮上し、昨年(34位)を上回る順位で豪華フィールドの4日間を締めくくった。

前半アウトで1つ落とし、折り返したバックナインは小技で魅せた。11番では、グリーン右手前バンカーからSWで打った3打目が、カップを半周クルリと回ってカップイン。さらに13番(パー3)でも、グリーン右バンカーからの2打目を同じくSWでカップに沈めて再びチップインバーディを決めた。

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2回のビッグプレーもあり、最終日にして初のアンダーパーを記録。しかし、ラウンドを通しての内容には「チップイン2回分のアンダーのようなもの。納得はいっていない」と評価は厳しかった。

「ショットは4日間で一番悪かった」と、この日のパーオン率は今週自己ワーストの50%。11番に関しても「セカンドをあんなところに打っているようでは話にならない」と、左ラフからのミスショットに不満を募らせた。

次週の「バルスパー選手権」はスキップし、次戦は2週間後の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」となる。

「(4位タイで終えた2週前のノーザントラストオープンから)1週間が空いて、せっかく良かった状態から調子を落としてしまっている」と松山。まずは「休みます」と休養を交えながら、初参戦となるベイヒルへの調整を続ける。(フロリダ州ドラール/塚田達也)

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