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「きのうは縦。きょうは横」石川遼 2週連続の予選落ち濃厚

アリゾナ州TPCスコッツデールで行われている「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」2日目。石川遼は64位で迎えた第2ラウンドで、1バーディ、3ボギーの「73」(パー71)とスコアを落として通算2オーバーの暫定78位タイとなり、2週連続の予選落ちが濃厚となった。

まだ薄暗い午前7時半。インスタートの最初の組でティオフした石川は、序盤11番で5m、12番(パー3)と3mとパーパットをしぶとく沈めて滑り出すと、続く13番(パー5)ではアイアンでピンそば3mに2オンに成功。だが続く一打が、噛み合わない今の状況を象徴しているのかもしれない。絶好のイーグルパットはカップに届かず、まさかのショート。タップインでバーディを決めても、頭上の雨雲を仰ぐばかりだった。

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昨夜からの雨により、フェアウェイでボールが転がらず「コースが長く感じた」。風向きも前日とは逆。一夜明けて、2打目の番手が9Iから5Iになったホールもあった。

このミドルアイアン、ロングアイアンの精度を試す機会で「バーディを獲れる雰囲気が全然なかった。パーオンしてもピンに遠い方ばかり。きのうは縦に10ヤード、きょうは横に10ヤードずれていた」と振るわなかった。ティショットを左に曲げた18番でボギー。後半アウトでは4番、最終9番といずれもグリーン手前からのアプローチがピンをオーバーし、ボギーを叩いて後退した。

連日の日没サスペンデッドとなる中、石川は現状のカットラインに及ばない通算2オーバー。第2ラウンドを完了できていない15選手の3日目早朝のスコア次第だが、決勝ラウンドに進出する可能性は低い。初出場から3年連続、1ラウンドでアンダーパーを記録できないまま予選でコースを去ることが濃厚になった。

カリフォルニア州に戻る次週、サンディエゴで開催の「ファーマーズインシュランスオープン」は2012年に13位、14年に7位に入った相性の良さを持つ。

「自分の好きなコース。来週手ごたえを感じなかったら、どこかおかしいかなと思うけれど、いまやっていることに関しては問題ない。課題とか、今の自分のプレーには不安はあるけれど、迷いは一切ない。」冷たい雨に打たれながら、語気を強めた。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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2015年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン



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