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米メディアが注目する昨年未勝利の2人とは

米国男子ツアーは、今週の「ヒュンダイトーナメントofチャンピオンズ」が2015年の幕開けとなる。今季(2014-15年シーズン)自体は昨年10月から始まっているが、米メディアは新年を迎え、改めて今年の注目点を列挙している。世界ランキング1位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、昨季の年間王者に輝いたビリー・ホーシェルはさることながら、やはり気になるのは…。

USAトゥディは「2015年は、タイガーとフィルの話から始めよう」と書いた。ツアー通算79勝のタイガー・ウッズと、42勝のフィル・ミケルソンは昨季、ともに未勝利に終わった。2人のどちらとも優勝できなかったのは、ウッズがツアーに初めて参戦した1992年以来だ。

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スティーブ・ディメリオ記者は「ウッズがジャック・ニクラスの持つメジャー18勝に追いつくのは、時が経てば経つほど難しくなる。08年(全米オープン)以来メジャーで勝っておらず、マスターズにおける勝利は05年が最後だ。ウッズは今年、試合に出るたびに、そのことについて質問されるだろう」と指摘した。

ミケルソンについては「全米オープンの週に45歳になる。未勝利の全米オープンで6度の2位という記録を持つミケルソンが、キャリアグランドスラムを達成できれば、今年の主要な物語の一つになるのは間違いない」と期待を寄せた。

スポーツ専門のESPN.comでは、記者、編集者、アナリストの計4人のうち、3人が今年最も注目する選手にウッズを挙げた。ファレル・エバンズ記者は「ウッズの試合には陰りが見える。復活できるのだろうか」と記し、ほかの2人は年間を通じて健康を保つことが復活の絶対条件とした。

ミケルソンを挙げたケビン・マギーレ氏は「早い時期に西海岸で優勝できれば、残りのシーズンに向けて勢いづくだろうし、2016年のオリンピックにより注力できるだろう」と述べた。

カリフォルニア州の「デザート・サン」紙は、マキロイが4月のマスターズでキャリアグランドスラムを達成できるかどうかを最大の注目点に挙げた。「2014年の強さを維持するのはもちろん難しいだろうが、マキロイには才能と勢いがある」と分析した。

台頭してきたリッキー・ファウラージョーダン・スピースのような25歳以下の選手が大きな試合で優勝を競い合うだろうとし「ウッズとミケルソンはもはや今年の注目選手にはならないと考える人もいるだろう。それを信じるかどうかはあなた自身の責任だけどね」と記した。

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