遼、パー4で2日続けてイーグル奪取の離れ業
2014/10/12 11:31
昨日は12番で残り103yをカップに沈め、この日は14番で143yが再びカップイン。米ツアー今季開幕戦の「フライズドットコムオープン」で、2日続けてパー4でイーグルを奪った石川遼は、3日目に「67」とスコアを伸ばし、通算7アンダーの17位タイへと浮上した。
「昨日、ほとんど出来なかった悔しさがあったので、今日は思い切ってやりたいと思った」と、気持ちを新たに臨んだ3日目。アイアンショットをピンに絡めた石川は、1イーグル、4バーディ(1ボギー)と躍動した。
「ホールインワンみたいなもの。ラッキー感はありますね」と、この日PWで奪ったイーグルを振り返ったが、「安定はしていないけど、良いショットをしたときに、良い球でちゃんとした距離感が出せている」と小さな自信は積み重ねている。
最終18番(パー5)では、ピンまで残り178yの3打目を7Iでピンの根元にぴたりとつけた。「あれは、距離感、方向性、良いスイングもしたいという思いが絡んでくるショット。距離感は無意識、意識はスイングのリズムに向いていた。普段の7Iだと185y飛ぶので、その7yを無意識のうちに合わせられた」と、充実感を口にした。
最終日に向けては「なにも変えない」と即答した石川。やるべきことは見えている。(カリフォルニア州ナパ/今岡涼太)