2014年 ザ・バークレイズ

金メダリストの応援も実り…マキロイが予選落ちのピンチから急浮上

2014/08/23 11:31
スコアを6つ伸ばして予選を通過したロリー・マキロイ(Ross Kinnaird/Getty Images)

ニュージャージー州のリッジウッドCCで開催中の米国男子ツアープレーオフ第1戦「ザ・バークレイズ」。初日に3オーバーの102位タイと大きく出遅れていたロリー・マキロイ(北アイルランド)が6バーディ、ノーボギーの「65」をマークして通算3アンダーの27位タイに浮上した。

黙ったままでは終われない。出場試合3連勝中、満を持して年間王者への道を突き進むマキロイが逆襲に成功した。出だし1番から第2打を2メートルにつけてバーディで滑り出すと、前半に3つスコアを伸ばして折り返した。後半インでは3メートルを沈めた12番から2連続。今週新たにバッグに入れた3番ウッドで2オンに成功した17番(パー5)でこの日6つ目を奪い、ノーボギーラウンドを決めた。

「1番ホールから状態はいいと思っていた」というマキロイ。初日のラウンドの後、コース内のドライビングレンジで打ち込んだことで「いいリズムが戻って、流れが出た」。フェデックスカップポイント125位以内、来年度のシードを確保した選手だけしか出場を許されないプレーオフとあって、アグレッシブに攻めてチャンスを多く作るゴルフが奏功した。

この日は偉大な友人の熱視線を浴びていた。テニスの4大大会2勝のアンディ・マレーがニューヨーク近郊で行われる全米オープン直前に応援に駆け付けた。ロンドン五輪の金メダリストは幼い頃ゴルフもたしなんでいたが、実際にPGAツアーを見るのは、マキロイの誘いを受けた今回が初めて。ツアー1の飛ばし屋バッバ・ワトソンも同組だったことで「彼らは他の選手とはまったく違うゲームをやっているんじゃないか」と驚くばかりだった。

予選落ちのピンチから首位に5打差に迫って決勝ラウンドへ。「まだ僕とトップとの間にはたくさん選手がいる。だから勝つためには今日みたいなプレーをあと2日間続けないと」。猛チャージをかける余力はあるはずだ。(ニュージャージー州パラマス/桂川洋一)

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