130位の今田竜二「なんとか耐えていたけど、残念」
2014/05/16 09:23
テキサス州ダラスにあるTPCフォーシーズンズリゾートで開幕した米国男子ツアー「HPバイロン・ネルソン選手権」の初日。今季同ツアー3試合目の出場となった今田竜二は、2バーディ4ボギー1ダブルボギーの「74」で、4オーバーの130位タイと下位に沈んだ。
「このコースは特にフェアウェイキープが大事。フェアウェイに置けばウェッジで打ててバーディチャンスにも付けられるけど、ラフや林に行くとボギーやダボに繋がってしまう」という今田だったが、この日はその肝心のティショットに悩まされた。
「右にも左にもだった(曲がった)ので、対応が難しかった」と、この日のフェアウェイキープ率は50%に低迷した。2ボギーで折り返した後半12番でようやくこの日初バーディを奪ったが、それもティショットを「“ド”右」に曲げたあとのこと。「ピンも見えないところだったけど、『この辺かな』と打ったのが真っ直ぐ行ってくれた」と2メートルのバーディパットをカップに沈めた。
16番(パー5)で2個目のバーディを取り返したが、最終18番では再びティショットを左の池に打ち込んでダブルボギーフィニッシュ。「なんとか耐えていたけど、残念」と下を向いた。
“平常心”を課題としていたが、「ギャラリーも多いし、メディアも多いし、賞金もそうだし、世界のトップが集まっている。練習場よりはちゃんと打てていなかったし、そう言われればそうかもしれない」と、無意識の力みも否定しなかった。
「明日は早めに2つ、3つとって予選通過を目指したい」。言った後に冗談っぽく笑うのが、今田流だ。(テキサス州ダラス/今岡涼太)