2014年 HP バイロン・ネルソン選手権

遼、106位の出遅れも予選突破に前向き

2014/05/16 09:15
13番でチップインバーディを決めた石川遼

4週間ぶりの米国男子ツアー参戦となった「HPバイロン・ネルソン選手権」初日、石川遼は昨年10位タイに入ったテキサス州のTPCフォーシーズンズリゾートで、3バーディ6ボギーの「73」(パー70)とスコアを伸ばせず、通算3オーバーの106位タイと出遅れた。

「特に前半は、試合に入るのに苦労した」という石川。前半9ホールでフェアウェイキープとパーオン成功は共に2回ずつとショットが乱れ、13番(パー3)でグリーン奧からチップインバーディを奪ったものの、4ボギーを叩いて3オーバーで折り返した。

それでも、後半に入ってショットは復調の気配を見せた。3番、4番、6番とドライバーで確実にフェアウェイを捕え、ショットをピンに絡めていく。3番では3メートルを沈めてバーディを奪ったが、代わって躓いたのはショートパット。「思ったところに打てているけど、全然ラインが読めていない」と、4番、8番、9番と1.5メートル以内のパットを3度外して首をひねった。

だが、暴れるショットと入らないショートパットに苦心しながらも、随所に粘りのプレーを見せていたのも一方の事実。11番ではティショットを池に入れたが、ドロップ後の3打目をグリーンに載せて8メートルを沈めてパーセーブ。8番でもドライバーを右に曲げたが、ラフからの2打目をピンそば1メートルへと運んでリカバリーに成功した。

「ショットがこれだけひどくて、パッティングでも3つくらい損している。そう考えると、これだけショットが悪くても、パープレーで回れてもおかしくなかった。まだまだイーブンパーまで伸ばせば予選も通ると思う」。

乱れたショットはコース上で修正し、悪い流れにも耐え続ける精神的なタフさも見せた。「後半のショットの感じで明日の前半からやれれば、良いプレーになるんじゃないかな」と語る言葉も、違和感なく受け止められた。(テキサス州ダラス/今岡涼太)

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