2014年 シェル ヒューストンオープン

石川遼、開幕前日は軽めの調整 テーマは「ゆっくり」

2014/04/03 08:16
パッティンググリーンでリラックスした様子を見せる石川遼

テキサス州ヒューストンGCで開幕する米国男子ツアー「シェル ヒューストンオープン」の開幕前日、プロアマ戦に出場しなかった石川遼は練習場で昼から3時間ほど最終調整を行って、明日からの本戦に備えた。

今週はマスターズ直前大会として、コースの雰囲気もどことなくオーガスタを意識させる。広いフェアウェイと短めのラフ、フェアウェイはティグラウンドに向かって逆目に刈られ、グリーンは硬い。コースの松や練習場の景色も、1週間後に迫った祭典の地を彷彿とさせる小道具だ。

先週は初めてのコースということもあり「余裕がなかった」と、予選落ちを喫した石川だが、ヒューストンGCは昨年すでに経験済み。練習ラウンドではティショットに4Wを多用するなど、ドライバーに偏った先週とはマネジメントもひと味違う。

池が多く絡むコースだが、「チャンスホールと気をつけるホールがはっきりしている。その判断が大事になる」と、攻めと守りの両立が要求される。

ショットは引き続き好調を維持しており、「気持ち的には“ゆっくり”というのがテーマです。しっかり自分たちの攻めをしたい」と、地に足をつけた戦いを目指していく。(テキサス州ヒューストン/今岡涼太)

2014年 シェル ヒューストンオープン