前週4位の松山英樹が過去最高の世界22位に／男子ランキング

◎ワールドランキング（2014年度第5週）

PGAツアー、シーズン11戦目はアリゾナ州開催の「ウエストマネージメントフェニックスオープン」。松山英樹が優勝争いに絡むものの2打足らずの4位タイフィニッシュ、世界ランキングポイント14.04点を獲得した。前週比1ランク上がり自己ベスト順位となる世界22位に浮上した松山は、賞金ランク、FEDEXランクの両方で44位から24位とポジションが上がっている。

大会開始前夜に出場が決まった石川遼は2日目に「78」と大きくスコアを落とし予選通過ラインに8打及ばず予選落ち。石川の世界ランクは前週と比べて4つ下がり78位となっている。また通算16アンダーでツアー初優勝を挙げたケビン・スタドラーは世界ランキングポイント52点を加算して前週比70ポジション上昇して57位と順位を上げて3週間後の「WGC（世界ゴルフ選手権）アクセンチュアーマッチプレー選手権」出場をほぼ確定させている。

アクセンチュアーマッチプレーは今週末の試合終了時の世界ランクで出場64名が決定、翌週（第7週）の世界ランキングで組み合わせが決定する。現時点では世界ランク2位のアダム・スコットと4位のフィル・ミケルソンが欠場を表明している。

欧州ツアー、中東ドバイ開催の「オメガドバイデザートクラシック」では、スコットランドのスティーブン・ギャラハーがバックナインの接戦を制し見事大会連覇を達成。ギャラハーは67位から37位とジャンプアップを果たし念願の「マスターズ」初出場に大きく前進している。（8週間後となる3月31日付の世界ランクで50位以内をキープできればマスターズの招待状が届く）。世界ランク1位のタイガー・ウッズは優勝争いに絡むことができず41位で競技を終了。2009年に同大会を制したロリー・マキロイは9位で大会を終えている。

選手名／先週の試合結果／世界ランキング（前週比）
1位／タイガー・ウッズ（アメリカ）／欧州ツアー：オメガドバイデザートクラシック41位／変動なし
2位／アダム・スコット（オーストラリア）／出場せずオープンウィーク／変動なし
3位／ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）／欧州ツアー：オメガドバイデザートクラシック29位／変動なし
4位／フィル・ミケルソン（アメリカ）／WMフェニックスオープン42位／変動なし
5位／ジャスティン・ローズ（イングランド）／出場せずオープンウィーク／変動なし
6位／ザック・ジョンソン（アメリカ）／出場せずオープンウィーク／1ランクアップ
7位／ロリー・マキロイ（北アイルランド）／欧州ツアー：オメガドバイデザートクラシック9位／1ランクダウン
8位／マット・クーチャー（アメリカ）／出場せずオープンウィーク／変動なし
9位／セルジオ・ガルシア（スペイン）／出場せずオープンウィーク／変動なし
10位／ジェイソン・デイ（オーストラリア）／出場せずオープンウィーク／変動なし
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57位／ケビン・スタドラー（アメリカ）／WMフェニックスオープン優勝／70ランクアップ
★主な日本人選手は以下の通り
世界ランク／順位選手名／前週の試合結果／前週との比較
22位／松山英樹／WMフェニックスオープン4位／1ランクアップ
76位／小田孔明／出場せずオープンウィーク／3ランクダウン
78位／石川遼／WMフェニックスオープン予選落ち／4ランクダウン
87位／片山晋呉／出場せずオープンウィーク／5ランクダウン
101位／谷原秀人／出場せずオープンウィーク／3ランクダウン
136位／池田勇太／出場せずオープンウィーク／1ランクダウン
144位／藤本佳則／出場せずオープンウィーク／2ランクダウン
163位／藤田寛之／出場せずオープンウィーク／6ランクダウン
178位／小林正則／出場せずオープンウィーク／7ランクダウン
187位／川村昌弘／出場せずオープンウィーク／2ランクダウン
194位／宮里優作／出場せずオープンウィーク／4ランクダウン
204位／薗田峻輔／出場せずオープンウィーク／5ランクダウン
208位／山下和宏／出場せずオープンウィーク／5ランクダウン
226位／近藤共弘／出場せずオープンウィーク／5ランクダウン
229位／小平智／出場せずオープンウィーク／1ランクダウン
248位／武藤俊憲／出場せずオープンウィーク／4ランクダウン
264位／上井邦浩／出場せずオープンウィーク／5ランクダウン
272位／谷口徹／出場せずオープンウィーク／7ランクダウン
282位／平塚哲二／出場せずオープンウィーク／3ランクダウン
283位／河野祐輝／出場せずオープンウィーク／2ランクダウン