7ホールを終えて翌日に順延 石川遼、恵みの雨となるか？

米ツアーで6戦連続決勝ラウンド進出中の石川遼が、予選落ちのピンチを迎えた。日本への一時帰国から再渡米し挑んでいる「AT&Tナショナル」の2日目、2オーバー60位タイからスタートした石川は、7ホールを終えた時点で通算4オーバーに後退。雷雲のためサスペンデッドになり、暫定85位タイから大会3日目に予選突破に向けた巻き返しに挑む。

石川はこの第2ラウンド、出だしの10番（パー3）でティショットをピンの左2.5メートルにつけてバーディを先行させた。ところが、11番ではティショットを左に曲げ、3打目もグリーン左サイドのバンカーに入れるなどショットが乱れダブルボギー。さらに続く12番、14番は短いパーパットを外してボギーを叩いた。

それでも16番（パー5）ではティショットをフェアウェイに運び、3オン1パットのバーディを奪取。しかし午後2時45分にプレー中断のサイレンが響くと、午後6時にサスペンデッドが決まった。

3日目は7時から第2ラウンドの続きが再開され、その後決勝ラウンドがスタートする予定。スコアを崩した石川にとって、この日の雨は恵みとなるのか。残り11ホールで答えが出る。