松山英樹の一問一答 全米オープン最終日
ペンシルベニア州のメリオンGCで開催された海外メジャー第2戦「全米オープン」最終日。松山英樹が今大会の1ラウンドベストスコアに並ぶ「67」をマークした。通算7オーバーは10位タイ。初出場にして最高難度のセッティングを攻略し、充実感たっぷりに手ごたえを口にした。
―アンダーパーでフィニッシュ
「良かったです。昨日終わったあとの練習からすごく良かった。良い感じで振れていたので、今日は行けるんじゃないかと感じていました」
―昨日までとのマネジメントの変化は?
「あまり変えていないんですが、昨日と比べてショットが良い感じだった。思い通りに球を打てたのが、ピンに絡むショットになった」
―ピン位置はシビアだったが?
「下っているところ、一番低いところに切ってあった。ピンを狙っていかないと、(チャンスに)つかないようなホールも多かった。このコースで、3ボギーで回れたのは嬉しいし、ましてや6バーディ。少しは通用したかな。今日は自分のプレーは結構出来ましたね。60、70、80パーセントくらい(笑)」
―4日間好プレーを続けるためには?
「体力的にもそうですけど、4日間プレーをする中で、パッティングの安定したストロークをしないと、こういうスコアを出すのは難しい。日本に帰っても、しっかり練習したい」
―11番ではロングパットを決めた
「入ると思っていなかったんで、自分でもびっくりしました。1番ホールでパーパット打って、意外とオーバーしたので、(グリーンが)速いのかな?と思って切り替えたら、意外とタッチが合ったので、そのへんを昨日くらいから切り替えていればなあと思った(笑)」
―今後、さらなる飛躍のために必要なのは?
「今のままのショートゲームじゃ太刀打ちできない。当然ショートゲームをやらなくちゃいけないけれど、飛距離を伸ばすことによってセカンドでアドバンテージが取れる。(セカンドショットの)精度も上がって、ショートゲームをしなくていい(笑)。そしてラフからのアプローチ。こういう難しい芝を経験して、もっと技を増やしていかないと、優勝争いには絡めないと思う」
―名前を多く呼ばれながら、応援された
「良いプレーをすると、知らない人間でも応援してくれるのは嬉しいです。後ろの組のタイガーがすごい声援を浴びていた。こういう舞台で優勝争いしたら、もっと声援を浴びられるのかな。もっとうまくなりたいな、と思いました」