2013年 ザ・プレーヤーズ選手権

タイガー・ウッズは苦手攻略に自信「とても満足」

2013/05/09 11:10
今週のザ・プレーヤーズ選手権がマスターズ以来の出場となるT.ウッズ。(Sam Greenwood Getty Images)

2001年に「ザ・プレーヤーズ選手権」を制しているタイガー・ウッズだが、その後は08年に8位に入ったのが唯一のトップ10フィニッシュ。別のスタッツでは、過去50ラウンド以上している大会で、「ザ・プレーヤーズ選手権」の71.44というのが最悪の平均ストロークという数字もある。(続くのは全米オープン:71.02、マスターズ:70.60、全英オープン:70.26、全米プロ:70.22)。

個別のホールを取ってみても、プロ以降のキャリア累計でTPCソーグラスの18番で+15というのが一番悪い数字。ワースト2位はオーガスタ1番の+14、同3位はオーガスタ4番の+14、そして続く4番目に悪いのもソーグラスの17番で+11という数字だ。

「ある年はドライバーは良かったけど、アイアンが悪かった。他の年はショットは良かったけどパットが悪かった。また別の年はドライバーがひどくてスコアを出せなかった。ここでは、すべての面を良くしないといけない。ここはそういうゴルフコースなんだ」と、ピート・ダイ設計のコースを評する。

「ここはトリッキーなコースのひとつ。みなが同じところを目指して打つ」と、明確なプランを持ったマネジメントが要求され、その目的に適った球を打てなくては好成績につながらないことを指摘する。

だが、今の状態を問われたウッズは「とても満足している」と自信を見せた。「基本的にはここ数ヶ月取り組んできたことを続けているけど、とても良い準備ができた。試合が楽しみだよ」。

マスターズでの騒動はいまだにくすぶり続けているが、その雑音をコース上で晴らせるか?世界ランク1位のプレーに注目だ。(米国フロリダ州/今岡涼太)

2013年 ザ・プレーヤーズ選手権