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“水切りショット”も披露! 石川遼が3打差7位発進

石川遼の米国男子ツアー今季11試合目となる、サウスカロライナ州ハーバータウンGLで開催の「RBCヘリテージ」。午後1時10分にインコースからスタートした石川遼は、5バーディ、2ボギーの「68」(パー71設定)で回り、3アンダーは首位に3打差、7位タイと上々のスタートを切った。

終わってみれば3アンダーの好スタートも、最初に巡ってきたのは前半15番(パー5)のボギー。それも、本戦で見ることは珍しい“水切りショット”を経てのものだった。フェアウェイ右バンカーからの2打目は左の池方向に向かったが、ギリギリ手前に残り辛くもセーフ。しかし、ボールは地面にやや沈んでいるうえに左足下がりのライ。「球を上げることができなかった」という状況で石川が選択したのが“水切りショット”だった。

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先週開催の「マスターズ」練習日において、ギャラリースタンドが近い16番パー3で恒例となっている水切りショット。今年はグリーンオンに成功させた石川だが、本戦で試みることは極めてまれ。狭められた選択肢の中に残された最後の手段、ともいえるだろう。「思いっきりトップ目に入れて。池は絶対に入れちゃいけないと思った」というボールは、水面を跳ねて向こう岸へと見事に着弾。残り30ヤードほどのアプローチを寄せきれずにボギーとしたが、傷口を最小限に留めた。

続く16番ではグリーン手前から8ヤードを直接沈め、さらに17番(パー3)では6メートルを決めて連続バーディ。「先週もだけど、今週もすごく好きなグリーン」とこの日はパットが冴え、後半アウトも3つのバーディを重ねた。最終9番はティショットをフェアウェイセンターに運び、グリーン奥3メートルにつけてのバーディフィニッシュ。最後は完璧な流れで締めくくった。

「やっぱり上を見ていくこと。優勝ラインを11アンダーとか12アンダーとかに見て、そこにあと3日間かけてアプローチしていく、マネジメントしていくということに集中したい」。総ヤーデージ距離が比較的短く、飛距離よりもショットと小技の精度が求められるハーバータウン。「自分に合っていると思う」というコースとの良好な関係を、最後まで続けることができるか。

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2013年 RBCヘリテージ



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