石川遼、今季2戦目へ 練習ラウンドを開始
2013/01/22 14:45
米国男子ツアーに今季からツアーメンバーとして本格参戦した石川遼は21日(月)、米カリフォルニア州のトーレパインズGCで練習ラウンドを行った。自身の2013年2戦目となる「ファーマーズ・インシュランスオープン」は24日(木)から当地で開幕。3日前の月曜日に早速コース入りし、状態を確かめた。
前週の「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」ではカットラインに7ストローク及ばずに予選落ち。2日目以降、改造中のスイングにほころびが見えたこともあり、体の動きを丁寧にチェックしながらプレーした。
昨年度13位の成績を残したこの大会は、予選ラウンドでサウスコース、ノースコースの両18ホールをプレー。この日は2つのうち比較的難度が低いとされるノースを回り「予選を複数のコースやることは先週と同じでも、今週はコースの難易度が全然違う(くらい高い)」と警戒。一方で、重めのグリーンに対し「芝質も違う。しっかりロングパットのタッチを合わせてスピードの確認をしました」と話した。
結果を早く求めたいところだが、スイング改造に着手したばかりとあって「やりたいテーマを失わずにやっていく」と、はやる気持ちを抑える石川。「試合の中でどうしてもドローを打たなきゃいけない、フェードを打たなきゃいけないというときは打っていくけれど、今は、スイングを作っていくために中弾道のストレートボールを打って、ニュートラルな状態を追求したい」と先を見据えながら戦っていく姿勢を強調していた。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/桂川洋一)