米国男子ツアー

全英OPでも高反発クラブ禁止

2002/10/02 09:00

2003年からは、全英オープンでも高反発クラブの使用が禁止となる。

10月1日、R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント)は、高反発クラブの使用は公平性を欠くものとして、来年の全英オープンでの使用を禁止すると発表した。このルールは全英オープンのみに適用され、全英アマや、その他のアマチュアの試合には適用しないとのこと。

ゴルフルールの総本山であるR&Aは、当初USGA(全米ゴルフ協会)の定める高反発クラブに関するルールに対し静観の構えを見せていたが、今年の8月に、2008年1月1日以降より同規則を実施することを決定し、USGAに歩調を合わせ始めていた。

ゴルフにはルールの母体が2つある。1つはUSGAで、アメリカとメキシコにおいてUSGAが定めるルールが採用されており、もう1つのR&Aは、アメリカとメキシコを除く世界で採用されている。

全英オープン、そして米国およびメキシコ以外で開催されるWGC(世界ゴルフ選手権)では、高反発クラブの使用が認められていたが、来年の4大メジャーは、同一ルールで行われることになる。