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「メモリアル」のコース改修についてJ.ニクラスがコメント

今年の「マスターズ」でディフェンディング・チャンピオンになれず15位タイで終わったタイガー・ウッズ。それ以来大会から遠ざかっているタイガーだが、今週は「メモリアルトーナメント」に参戦。この大会で99年から01年まで3連覇を遂げている。大会は28回目を数えるが、今回会場となるミュアフィールドビレッジGCではグリーンを含めたコースの改修が行われた。18ホール中、最も姿を変えたのが478ヤードの17番パー4。距離が40ヤードも伸びティショットでは左サイド263ヤード地点のバンカーと右サイド290ヤード地点のバンカーがプレーに影響する。また残り150ヤード地点からは打ち下ろしとなり、盛り上がったグリーンは3つの深いバンカーに守られている。ショートすればボールは手前のクリークに転がり落ちるという難ホールとなった。

ジャック・ニクラス
「距離は478ヤードですがそこそこ距離のあるパー4としか感じないでしょう。しかし、ウォーターハザードがプレーに影響しバンカーを考えるとストレートなショットが求められます。そして難しい18番と続くだけに2位に1ストロークのリードで上がりの2ホールを迎えても優勝するにはかなり良いプレーが必要となります。」

大会ホストのニクラスはロシアとイギリスを訪ねた後、先週金曜日にコロンバスに戻ってきて以来、連日ミュアフィールドでプレーを続けている。

ジャック・ニクラス
「私のゲームは今も向上し続けています。勿論、具体的な目標やその期限は設定していませんが、確実に良くなっているのは事実です。」

先週、アニカ・ソレンスタムが「コロニアル」の初日に臨んだ時、ニクラスはイギリスにいたがアニカのPGAツアー出場に関しニクラスはアニカを擁護している。タイガーがアニカを応援したのに続いてニクラスもアニカの「コロニアル」出場を肯定的に捉えている。男子のゴルフ界を代表する2人の意見が一致したことになる。

ジャック・ニクラス
「アニカ自身とゴルフ界、そして女性のゴルフ界にとって素晴らしいことでしたし、PGAツアーにとってのマイナス要素はありませんでした。話題作りの為に出場したのではなく、アニカは男子プロに混じってどこまでやれるか試したかっただけで充分に実力を証明したと思います。その大会に出場できるだけの優れた力を持った選手はどんどん出場させるべきというのが私の自論です。20年前、海外からの選手の出場を制限する動きがあった時も私はそれに反対しました。実力があれば他に誰が出場するかは気にしなくてすむ訳です。選手の出場や競技自体を制限することは間違いなのです。」

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