米国男子ツアー

PGAミュージアム開館

2003/02/25 09:00

70年もの歴史を誇る米プロゴルフ協会がその輝かしい栄光の数々を展示したミュージアムを今週木曜日にオープンする。米プロゴルフ協会のCEO、ジム・オートレーに案内してもらった。

ジム・オートレー
「このミュージアムに来館される方々にゴルフ史における米プロゴルフ協会の活躍を認識していただきたいのです。ゴルフというスポーツがどのような過程を経て、今のような世界中で愛されるスポーツに育ったかが分かると思います。昔は、クラブプロたちがプレーもしながら自らゴルフクラブを作ったりもしていました。ヒッコリー・シャフトとかを見ていると、昔はゴルフクラブを鞭のようにしならせていたことが分かります。現代のゴルファーはクラブを鞭のように打てと言われてもあまりピンとこないでしょう。しかし昔から現代までのゴルフクラブの変遷をたどると、テクノロジーだけがゴルフを発展させたわけではないことが分かります。今はいかに飛距離を伸ばすかが問われますが、昔のボールなどは飛んでもせいぜい150~170ヤード。それでもスコアが現代とさほど変わらない点は本当に興味深いですよね」

他に、4大メジャーの歴史を紐解く展示品や往年の名プレイヤーたちからの寄贈品など、ゴルフファンにはたまらないミュージアムがついに誕生した。