タイガーは序盤に崩れて早々に脱落 21位タイで終える
2012/06/18 15:10
米国カリフォルニア州のオリンピッククラブで開催された海外メジャー第2戦「全米オープン」最終日。首位を5打差で追うタイガー・ウッズは序盤から崩れ、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「73」。通算7オーバーの21位タイで4日間のプレーを終えた。
1打を争う緊迫の優勝争いから、早々にタイガーの名前が消えた。スタートホールの1番から連続ボギーを叩くと、3番(パー3)ではティショットを深いラフに打ち込むみ、「ライが良くなかった。ピンの左15フィートに落としたかったが、強く打ちすぎた」とアプローチはグリーンを大きくオーバー。3オン2パットのダボを叩き、4年ぶりのメジャータイトルは彼方へと遠のいた。
ティショットはフェアウェイ方向に運ぶものの、硬いフェアウェイを横切るようにボールは転がり、ラフに入るケースが目立ったタイガー。「ティショットに関しては良かったし、ボールのコントロールもできていたが、あと1ヤード、2ヤード手前に落ちていればラフには入らなかったし、結果は違っていたと思う」。この日のフェアウェイキープ率は、自身の4日間でワーストとなる36パーセント。難度の高いホールが集中する6番までに6つ落とし、「最初の6ホールをうまくプレーできなかった」と悔いの言葉を残した。(カリフォルニア州サンフランシスコ/塚田達也)