T.ウッズ、プロアマ戦でヒヤリ・・・得意のベイヒルで復活なるか
2012/03/22 08:58
米国男子ツアーの「アーノルド・パーマーインビテーショナル」は22日(木)から4日間、フロリダ州オーランドのベイヒルクラブ&ロッジで開催される。同大会で過去6度の優勝を誇るタイガー・ウッズが、2週間後の「マスターズ」を前に復活をアピールできるか注目が集まる。
2週前の「WGCキャデラック選手権」では最終日のラウンド中に右足のアキレス腱を痛めて途中棄権。しかし今週はじめの19、20日には例年通りフロリダの名門クラブ対抗戦「タビストックカップ」に参加し、元気な姿を見せた。
「ウォーミングアップ中はきついけれど、ジムで体を温める通常のルーティンをこなしている。前にもこういうことがあったから、“サイン”は分かっているんだ。再発はあるかもしれないが、ないことを祈っているよ」と、ひとまず安心した表情を浮かべた。
なお、開幕前日に行われたプロアマ戦では、周囲をヒヤリとさせる場面があった。6番ホールをプレー中、ドライバーでのティショットに入ったタイガーは、地元紙のカメラマンのシャッター音に反応し、ダウンスイングを途中でストップ。その際に背中に痛みが走り、よろめいた。その後、数ホールは苦悶の表情も浮かべながらのラウンドとなったが、ラウンド後は「いまは大丈夫」とコメント。
復活劇が待たれているが、フィジカル面で不安が無いとはいえない。違った意味でもタイガーから目が離せないトーナメントとなりそうだ。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)