石川遼が帰国 今後のスケジュールは?
1月の米国男子ツアー2試合に出場した石川遼が1日早朝、約3週間の遠征を終え、羽田空港着の全日空機で帰国した。
自身の今季初戦となった「ソニーオープンinハワイ」では予選落ちを喫したものの、前週の「ファーマーズ・インシュランスオープン」では米国有数のコースであるトーレパインズGCを舞台に、決勝ラウンドで上位争いを演じ13位タイ。「ソニーは予選落ちだったが、いい練習ができた。試合でも自分のための時間を過ごせたと思う。いい週もあれば、うまくいかない週も誰にでもあるが、運も良いし、パッティングも入ってくれるという週に、上位にいけることを増やしたい」と表情に充実感をにじませた。
最新の世界ランキングでは、今年のマスターズ出場権獲得圏内となる50位に再び突入(3月末の同ランキングで50位以内を確保した選手にも出場権が付与される)。まさにボーダーライン上をさまよう時期が続いているが「今はマッチプレー、キャデラックに出られるかということしか考えていない」と、まずは2月22日開幕の「WGC アクセンチュアマッチプレー選手権」および3月8日開幕の「WGC キャデラック選手権」といった2つの世界選手権シリーズの出場権確保に照準を定めた。
今月は上旬に新潟県内でクロスカントリー合宿を行う。「自分を追い込んでいく。厳しさを出していかないと。練習の成果が出てきたところで帰国することになったけど、緩めずにやっていきたい」。その後、2月16日(木)開幕の「ノーザントラストオープン」に出場するため、再渡米し、米ツアーでのスポット参戦を続ける。
【石川遼の今後の試合出場予定】
■2月16~19日:ノーザントラストオープン
■2月22~26日:WGC アクセンチュアマッチプレー選手権
(現在は未定:2月13日発表の世界ランク64位以内に入ることが出場条件)
■3月8~11日:WGC キャデラック選手権
(現在は未定:2月27日、または3月5日発表の世界ランク50位以内に入ることが出場条件)
■3月15~18日: トランジションズ選手権
■3月22~25日:アーノルド・パーマーインビテーショナル
■4月5~8日:マスターズ
(現在は未定:3月26日発表の最新世界ランクで50位以内に入ることが出場条件)