米国男子ツアー

PGAショーレポート/デモDay(1)概略

2012/01/26 14:20
朝の開門前から既に多くの人が入場待ち。車も道路の両側にびっちりと駐車されていた

今年でちょうど10回目を迎える「PGAショー・デモDAY」は、翌日から始まるPGAショーを前に、屋外で、実際のゴルフコースと同じ状況で最新のクラブや器具をテストできる1日限りのイベントだ。

開催場所は、フロリダ州オーランドにあるオレンジカントリーナショナルゴルフセンター&ロッジの中の練習場。PGAショーの会場からは車で30分ばかりの距離にある。朝9時から昼12時まではメディア向けに限定公開され、その後の昼12時から夕方5時までは、PGAショーに参加する卸や小売業者などが参加できるようになっている。(とはいえ、朝からメディア以外の客も少なくなかったが。)

ご覧のように練習場の周り360度をぐるりとブースが取り囲む

2002年に初めてデモDayが開催された時には、20メーカーの出展だったが、今年は100近いメーカーと、6,000人以上のゴルフ専門スタッフが一堂に会する大イベントへと発展を遂げている。巨大な円形の打撃練習場の周囲360度を、各メーカーのブースが埋め尽くす光景は圧巻で、ひとつひとつのブースを見ていくだけで、一周するのに軽く1時間は掛かってしまうだろう。

この広さ。そして芝の上から存分に打てる練習環境。堪らないです…

もちろん、会場内にはハンバーガーなどのフードを提供するブースもあり、最先端のゴルフ器具に囲まれて過ごす1日は、貴重な体験となった。以降の記事では、その内容について個別に見ていきたいと思う。(フロリダ州オーランド/今岡涼太)